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デヴィル:ピット・フィーンド Devil, Pit Fiend 1対の巨大な火と燃える翼と、怒りを燻らせた琥珀のような目が、この見上げるようなデヴィルを真に恐ろしげなものにしている。 ピット・フィーンド CR20 Pit Fiend XP 307,200 秩序にして悪/大型サイズの来訪者(悪、他次元界、秩序、デヴィル) イニシアチブ +13;感覚 暗視60フィート、暗闇を見通す;〈知覚〉+33 オーラ [恐怖](20フィート、DC23) 防御 AC 38、接触18、立ちすくみ29(+20外皮、-1サイズ、+9【敏】) HP 350(20d10+240);再生5(善属性の武器、[善]の呪文) 頑健 +24、反応 +21、意志 +18 ダメージ減少 15/善および銀;完全耐性 [火炎]、毒;抵抗 [強酸]10、[氷雪]10;呪文抵抗 31 攻撃 移動速度 40フィート、飛行60フィート(標準) 近接 爪(×2)=+32(2d8+13)、翼(×2)=+30(2d6+6)、噛みつき=+32(4d6+13、加えて“毒”および“病気”)、尾の打撃=+30(2d8+6、加えて“つかみ”) 接敵面 10フィート;間合い 10フィート 特殊攻撃 悪魔合体、締めつけ2d8+19 擬似呪文能力 (術者レベル18) 回数無制限―アンホーリィ・オーラ(DC26)、インヴィジビリティ、ウォール・オヴ・ファイアー(DC22)、クリエイト・アンデッド、グレーター・スクライング(DC25)、スコーチング・レイ、グレーター・ディスペル・マジック、グレーター・テレポート(自身に加えて50ポンドまでの物体のみ)、トラップ・ザ・ソウル(DC26)、パーシステント・イメージ(DC23)、パワー・ワード・スタン、ファイアーボール(DC21)、ブラスフェミイ(DC25)、マス・ホールド・モンスター(DC27)、マジック・サークル・アゲンスト・グッド 3回/日―呪文高速化ファイアーボール(DC21) 1回/日―招来(9レベル、1体の脅威度19以下のデヴィルいずれか[100%])、メテオ・スウォーム 1回/年―ウィッシュ 一般データ 【筋】37、【敏】29、【耐】35、【知】26、【判】30、【魅】26 基本攻撃 +20;CMB +34(組みつき+38);CMD 53 特技 《イニシアチブ強化》、《擬似呪文能力高速化:ファイアーボール》、《強打》、《渾身の一打》、《渾身の一打強化》、《薙ぎ払い》、《薙ぎ払い強化》、《鋼の意志》、《鋼の意志強化》、《複数回攻撃》 技能 〈威圧〉+31、〈隠密〉+28、〈鑑定〉+17、〈交渉〉+31、〈呪文学〉+31、〈真意看破〉+33、〈生存〉+22、〈知覚〉+33、〈知識:次元界〉+31、〈知識:宗教〉+31、〈知識:神秘学〉+28、〈はったり〉+31、〈飛行〉+30、〈変装〉+27、〈魔法装置使用〉+28 言語 共通語、地獄語、天上語、竜語;テレパシー100フィート 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル) 編成 単体、2体、議会(3~9) 宝物 ×2 特殊能力 悪魔合体(超常)/Devil Shaping 1日に3回、ピット・フィーンドは1分間かけて近くにいるレムレーを他の下級デヴィルに変身させる事ができる。ピット・フィーンドが有する1ヒット・ダイスごとに1体のレムレーを、また、効果を受けるレムレーの数に等しいヒット・ダイス数の下級デヴィルに変身させる事ができる。例えば、典型的な20ヒット・ダイスのピット・フィーンドは、20体のレムレーを、2体のボーン・デヴィル(10ヒット・ダイス)または3体のビアデッド・デヴィル(6ヒット・ダイス、レムレー2体は変化しないまま)、あるいは他の下級デヴィルのいかなる組み合わせにも変身させる事ができる。変身させられるレムレーは、ピット・フィーンドから50フィート以内にいなければならず、変身が始まったら静止し、移動することはできない。1分間が経過すると、レムレーは新しい下級デヴィルの姿になり、ピット・フィーンドの命令に従うことができる。技術的には20体のレムレーを新しいピット・フィーンドにすることができるが、この方法で作り出したデヴィルを特別に制御することができないため、ほとんどの者はそれを躊躇する。 病気(超常)/Disease 悪魔風邪:噛みつき―致傷型;セーヴ 頑健・DC32;潜伏期間 即座 ;頻度 1回/日;効果 1d4 【筋】 ダメージ ;治癒 3回連続セーヴ。このDCは【耐久力】に基づいている。 毒(変則)/Poison 噛みつき―致傷型;セーヴ 頑健・DC32;頻度 1回/ラウンド(10ラウンド間);効果 1d6【耐】ダメージ;治癒 3回連続のセーヴ成功。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。 悪魔の領域の支配者、地獄の軍団の将軍、アークデヴィルの助言者であるピット・フィーンドは、畏怖の念を起こさせるようなデヴィル族の恐るべき頂点である。この悪魔の暴君は、物理的に打ち負かせないほど頑強かつ天才的な悪の知性を有し、アークデヴィルに仕えたり、広大な地獄の領地を治めたり、定命の者の世界を征服する際に、大きな裁量権を持つ。巨大な骨格に支えられた分厚い筋肉と、獣的な容貌によって、地獄界で最も陰険な精神を覆い隠している。ピット・フィーンドは、アークデヴィルや公爵たちのみによって、コルヌゴンやゲルゴンの階級から引き立てられ、地獄界の最も深みにある第九階層ネッソスで生まれる。多くの者が地獄の軍団に号令を下すため、より浅い階層や地獄界の外に赴くが、ネッソスに留まる者の多くは地獄界の宮廷や暗黒の議会で謎めいた目的に奉仕する。ピット・フィーンドは常に身の丈14フィート以上、翼長は20フィートを超え、体重1,000ポンド以上。 ピット・フィーンドは火の支配者であり、炎に包まれた土地を好む。このため地獄界において彼らの燃え上がる城砦神殿のほとんどは、アヴェルヌス、ディス、マーレボルジュ、ネッソス、プレゲトンの階層に設けられている。悪魔の優越性を狂信し、鉄の忠誠心を持つピット・フィーンドは、その性向に任せておくと、最も堕落したレムレーを真の部下に変身させるために地獄の底をうろつき回り、強力な軍隊を作り上げる。完全な軍団を築き上げたと確信したら、隙のある擬似次元界や定命の者の世界に注意を向け、地獄による支配と征服の栄光のためそれらを観察する。彼ら自身のヒエラルヒーに忠実ではあるが、部下の服従も厳格に要求する。そして自分の仕えている主が法に従わないと分かれば、そのような不適格な君主を追放する義務がある。このように、上司としても部下としても、ピット・フィーンドは地獄界の無慈悲な法を体現する者であり、最強のデヴィル族だけが繁栄する(べきである)と確信している。 最も強力な定命の術者のみがピット・フィーンドを召喚することが可能であり、またそれを望む。召喚に対するこの悪魔の反応は、自発的かつ迅速であり、通常はイモータルである自らの時間を無駄にさせるつまらない者に対して圧倒的な怒りをあらわす。デヴィルの燃え上がる怒りをしのぐことができなかった者は殺され、その魂は大体はピット・フィーンドが地獄へ持ち帰る。このグレーター・デヴィルをなんとか支配することに成功した者は、彼らの興味を惹いてしまう。ピット・フィーンドは何百年もの間、定命の主に忠実に仕えるが、その目的は常に同一であり、その定命の者の魂をさらに堕落させ、その地獄堕ちを確定させることである。その定命の者に避けられぬ死が訪れると、その魂を要求し、完全に堕落したレムレーの従者を生み出す準備を始める。ピット・フィーンドは自分たちが不死であると承知しており、不可能なほど忍耐強く抑制することができるほど知的である。このため、最年長のピット・フィーンドの軍団には、自分たちが悪魔の主人であると思い込んだ愚か者たちの顔を数知れないほど見ることができる。 地獄の公爵 最も強力なピット・フィーンドは、地獄界の政治と指導におけるエリートの地位をしめる権利を有する、地獄の公爵として知られる君主である。全ての地獄の公爵がピット・フィーンドなのではないが、大多数はそうである。一般的なルールとして、ピット・フィーンドの地獄の公爵は特定のキャラクター・レベルを数レベル持っているか、あるいはアドヴァンスト・テンプレートを適用しているか、いくつかの場合には通常とは違う擬似呪文能力や特殊能力を、通常のピット・フィーンドのそれの代わりに(あるいは加えて)有している。ここに挙げられているのは、ピット・フィーンドの地獄の公爵の独自の特殊能力の例である。しかし、これらの例は地獄の公爵が振るう奇妙な力の全てであるわけでは決してない。 死者の主(超常)/Deathmastery ピット・フィーンドの亡者の魂を操る力は通常の悪魔合体の力を超えている。ピット・フィーンドが人型生物を殺害した場合はいつでも、殺されたクリーチャーの魂をピット・フィーンドの支配下にあるゴーストに変える事ができる。ピット・フィーンドはこの方法で一度に【魅力】修正値に等しい数のゴーストを支配下におくことができる。 魔法の達人(超常)/Master of Magic ピット・フィーンドの地獄の公爵は追加の擬似呪文能力を有する(呪文レベルの合計が20までの1~4レベル呪文を回数無制限で、呪文レベルの合計が20までの5~8レベル呪文を1日3回)。 地獄の業火のブレス(超常)/Hellfire Breath ピット・フィーンドは1d4ラウンドに1回破壊的なブレス攻撃を行うことができる。このブレス攻撃は60フィートの円錐形で、フレイム・ストライクと同様に10d10ポイントの[火炎]ダメージと10d10ポイントの不浄ダメージを与える。DC(10+ピット・フィーンドの種族ヒット・ダイス+ピット・フィーンドの【魅力】修正値)の反応セーヴに成功すればダメージを半減できる。
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ズヴィルポググーア クトゥルー神話に登場する神格。 関連: ツァトゥグア (父) シャタク (母) スファトリクルルプ (娘)
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ゲオルクヴィルヘルム(6)(ゲオルク・ヴィルヘルム) ドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゾンダーブルク=ヴィーゼンブルク公の系譜に登場する人物。 関連: フィリップルートヴィヒ(4) (フィリップ・ルートヴィヒ、父) アンナマルガレーテフォンヘッセンホンブルク (アンナ・マルガレーテ・フォン・ヘッセン=ホンブルク、母)
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番号 MW10041 名前 子供の頃のヴィル 読み こどものころのヴぃる Lv 2 スター 種別 ユニット BP 5500 SP 0 【あそこにいる子、妖精さん?】○親切‐青([1エネルギー支払う]ターン中プレイする青のユニットのレベル-1。1ターン1回起動可) 移動方向 ↑↓ 属性 ロクシアーヌク連邦未来の家♂ ブロック メディアワークス 作品 アリソンとリリア レアリティ U 高BPの2Lv親切ユニット。後ろに移動でき、名前に「子供」・属性に「家」が含まれ優秀。 2ターン目2枚出しからの3ターン目親切→5Lvキーユニット展開等ができれば最高。2ターン目1枚からの3ターン目千鳥かなめ展開も悪くない。 「未来」ユニットなら真琴&千昭でさらに大型ユニットの登場を助けられる。 「家」だと池沢佳主馬や陣内万助、立夏に氷柱等の早期展開に一役買うことができる。
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ヴィルヘルム(8) 神聖ローマ帝国領邦のザクセン=イェーナ公の系譜に登場する人物。 関連: ベルンハルトニセイ (ベルンハルト2世、父) マリーシャルロットドラトレモイユ (マリー=シャルロット・ド・ラ・トレモイユ、母)
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→次:1990年代F1の世界とは? ←前:1970年代F1の世界とは? 1980年代のF1とは? ターボと“四天王”達が彩った素晴らしき80s 80年代のF1は、ターボエンジンの時代で、多くのスター選手が誕生したF1の黄金期でもあった。音速の貴公子と呼ばれたアイルトン・セナ、プロフェッサー(教授)の異名を持つアラン・プロスト、荒々しい走りで魅了したナイジェル・マンセル、そしてホンダを初のF1王者へと導いたネルソン・ピケがいた。 しかし、少し以前だと、ジル・ヴィルヌーブ、ケケ・ロズベルグ、アラン・ジョーンズが有名。ところが、ジルは1982年に事故死、ケケも86年に引退、アラン・ジョーンズも何度か復帰して同じく86年に引退してしまう。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。ケケ・ロズベルグ。 アラン・ジョーンズ。 この時代と言えば、ターボエンジンに尽きる。70年代までのフォードコスワースDFVの時代をガラリと変えてしまったターボの技術は1977年にルノーによってもたらされた。その後は過激に進化していき1500馬力も平然と出せる時代になってしまった。この状況は89年にNAのみになるまで続く。 聖地『鈴鹿』の開催と日本のF1ブーム さて、忘れてはいけないのが1987年。10年ぶりに鈴鹿サーキットにて日本グランプリが開催。さらに日本人ドライバーの中嶋悟がフルタイム参戦、そしてフジテレビがF1中継を開始。一気に日本でF1ブームが白熱。F1が一気に国民的人気のスポーツとなった。 当時は日本もバブル期に入った事もあり、多くの日本のスポンサー企業がF1チームに彩るようになるのは90年代初頭頃である。 1980年代のF1マシンの一覧 ロータス97T 85 マクラーレン MP4/2B 85(未作成) マクラーレン MP4/4 88
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ヴィルヘルムクリスティアン(ヴィルヘルム・クリスティアン) ドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゾンダーブルク=ヴィーゼンブルク公の系譜に登場する人物。 関連: フィリップルートヴィヒ(4) (フィリップ・ルートヴィヒ、父) アンナマルガレーテフォンヘッセンホンブルク (アンナ・マルガレーテ・フォン・ヘッセン=ホンブルク、母)
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ヴィルパークシャの目 No.3319 ヴィルパークシャの目 イベントカード 使用:戦闘 条件:白蓮 呪力3 フェイズ終了時まで、スペル1枚は「信仰(X)」を得る。 (Xは、自分のキャラの総数に等しい) イラスト:鳥居すみ 考察 キャラ数に応じて信仰を上げるイベント。 レベル4デッキでは信仰1しか上がらないため、超人化の方が優秀である。 信仰の特性を考えても、信仰を生かしやすいデッキに入れたい。 3:1デッキでは魔人経巻下効果・飛鉢「フライングファンタスティカ」迎撃と合わせて信仰6を実現できる。 少女覚醒デッキなら信仰+4となり、基本能力自体が無効化されない限り打点を遮断しやすい。
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ヴィーヴィル(ゔぃーゔぃる) 登場作品 + 目次 アビス 関連リンク関連種アビス 表記ゆれ ネタ アビス 作中説明 レベル 24 備考 - HP 8160 TP 0 物理攻撃力 230 物理防御力 260 譜術攻撃力 266 譜術防御力 273 経験値 68 ガルド 78 耐性 物×0.9 落とすアイテム - 盗めるアイテム - 出現場所 西アベリア平野 (※基準は戦闘ランク:ノーマル。アイテムの数値は入手確率。) 行動内容 回転しながら突進して前方の相手を攻撃する。 尻尾による突きで前方の相手を攻撃する。 2連続のキックで前方の相手を攻撃する。 羽ばたいて風を起こして前方の相手を攻撃する。風属性のFOF(小)を発生させる。 前方の相手を上下に薙ぎ払う火炎放射で攻撃する。4HIT。火属性のFOF(小)を発生させる。 前方の相手を左右に薙ぎ払う火炎放射で攻撃する。5HIT。火属性のFOF(小)を発生させる。 総評 ベルケンド周辺に出現する翼竜型のモンスター。ワイバーンの強化版で体色は薄いピンク色。 周りより強め程度の敵だが、単体でしか出てこないので特に強くもない敵。 報酬も少しくらいしか違わないのであまり戦いたい敵ではない。 ▲ 関連リンク 関連種 アビス ワイバーン ドレイク ファーフニル 表記ゆれ ヴィーヴル ▲ ネタ ヴィーヴィル(仏:Vouiver)とは、主にフランスに伝わるドラゴンの一種の事。 名前はヴァイパー(ラテン語でマムシ)から派生。 こうもりの翼を持った、上半身は女性、下半身は蛇の姿で宝石の瞳を持つとされる。 ▲
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むせ返る程の黒煙が、視界を、体を―――何もかもを飲み込んでいく。 古びた油と廃れた灰の臭いが、非常に不愉快だ。 焔を思わせる朱い瞳を閉じて、意識を集中させる。 (やっぱり、気配が無い。) 相手が人間では無いという事は、とっくに分かりきっていた。 それでも職業上の自尊心から諦めきれず、傷だらけの体は徐々に鈍さを増していく。 「その体で私を討とうとする心意気、誉めてやろう。」 背後から耳元へ囁かれ、即座に翻しナイフを向けるが。 「…そして、愚かだ。」 刃が空を切ったかわりに、心臓を直接掴まれたような圧迫感が襲った。 「――――……っ…!!」 実体が朧げな敵は青く輝くネックレスに手を翳し、その手をゆっくりと丸める。 その直後に、朱い瞳の彼は嗚咽を漏らし蹲った。 「貴様の"負け"だ。」 敗北―――敵はあえてその事実を強調した。 自分がどんな顔をしているか、考えたくも無い。 敵が放つ青白い光が一層強くなり、意識はそこで途絶えた。 冷たく堅い何かを膝に感じた時には、もう遅かった。 意識が完全に覚醒するよりも早く、朦朧とする視界で状況を把握する。 一見して、見慣れない廃墟…内装や雰囲気から、恐らく教会だったところだろう。 朱い瞳の彼―――ジャックは、疑念と絶望を抱く。 生きている。 しかし、任務には失敗した。 任務に失敗したら、やる事は一つだけ。 …だが、それを実行しようにも出来ない。 何故なら、口には猿轡。 四肢を後ろ手に拘束され、上半身は起こされ、跪いているからだ。 殺されずに連行され…言うなれば「捕虜」という状況だろうか。 そして雇い主についての情報などを問い質され、応じなければ拷問。 そこまで考え、項垂れた。 拷問が怖いわけでは無い。 ただ、今まで失敗した事など無かったために悔しかった。 そのうえ自害も許されない。 肩を落とした瞬間…真正面から突如、気配が現れた。 「気が付いたか。」 はっ、と息を飲んで見上げると、そこには先程の敵がいた。 戦闘の際には見られなかった深紅の瞳をジャックに向ける。 標的だったこの男の名は、ヴィルヘルム。 鋭い眼光で睨むジャックを意に返さず、ヴィルヘルムは言葉を続ける。 「常套句だが、まずは依頼主について問おうか。」 そんな風に問われ、誰が簡単に口を割るものか。 奴の喉を掻き切ってしまいたいと思うジャックだったが、拘束されている上に噴火機もナイフも銃も無い。 ガスマスクすら奪われており、些細な表情の変化も相手に見られてしまう。 全くもって不愉快だとジャックは胸中で吐き捨てる。 「先程の戦いからして、プライドが高いと見た…単純に聞いても応えないのは分かっている。」 「………自ら言いたくなるまで、待ってやろうか?」 ―――待つ…というのは、こちらが死ぬ寸前まで、という事だろうか。 そう捉えた瞬間、布を裂く甲高い音が響いた。 ヴィルヘルムが持っていたのは、ジャックが戦闘に使っていたナイフだ。 息もつかぬ間にジャックが着ていたシャツを正面から切り裂いたが、肌は傷一つ付けていない。 目を見開くジャックに対し、ヴィルヘルムは薄ら笑いを浮かべていた。 「そうだな… それまでは"遊戯"でもして愉しむとしよう。」 言っている事の意味が分からない。 混乱するジャックを無視して、ヴィルヘルムは先程裂いた服を掴み、ジャックの上半身を露わにする。 何事かと身を捩るジャックの腹から胸へと、白い手袋に包まれた掌が這う。 手袋越しの体温があまりにも冷たく、捩る体がビクリと跳ねた。 「よく鍛えられている、無駄の無い体だ…だが、場数はあまり践んでいないな。」 無遠慮に体を弄って、いちいちこちらの神経を逆撫でる物言いに血が昇る。 そして、目の前に近付いてきた赤い髪めがけて頭突こうとした瞬間だった。 「っ…!?」 ヴィルヘルムの指先が、ある意図を持って、ジャックの乳首を捏ねた。 痛いのかこそばゆいのかよく分からない感覚に、思わず体を引く。 それを見たヴィルヘルムは唇に弧を描き、戦闘にてジャックを伏した際に使用したネックレスを再び輝かせた。 条件反射でジャックは目を固く閉じる。 …しかし、あの時のような苦しみや圧迫感などは無く、何故か体の奥から急激な熱を感じた。 その熱は瞬く間に体中を巡り、先程触れられた箇所がむず痒くなってゆく。 轡を噛まされている口からは荒い吐息が漏れる。 「どうした?苦しいか?」 愉悦を滲ませる顔を、潤んだ朱の瞳は敵意と殺意で映す。 映された相手は喉を鳴らして嘲笑う。 「良い顔だ…そうでなくては面白くない。」 そう呟くと、ジャックの脇腹に手を添え胸に舌を這わせた。 「あっ…!?」 背筋を走った衝撃に喉を反らせ、轡越しに声が漏れる。 何だ、今の感覚は…? 「ん…っ、ぐ…!」 殺す標的だった奴に、自分と対して歳も変わらないような男に、今、一体何をされてる…? 胸中は屈辱と嫌悪と羞恥が渦巻いているというのに、与えられる熱に焦がれる―――これが、快楽というのだろうか。 こんな愛撫じみた行為も、男と女がするものだと窺っていたが。 「従来の拷問では、つまらんだろう。」 まるでこちらの考えを読んでいるかのような言葉に、ジャックは思わずヴィルヘルムへ顔を向けた。 「貴様が考えている事くらい、手にとるように分かる。 ちなみに、私はこう見えて齢四百は越えている。見くびるなよ。」 「ぁ、あっ…!」 読心術でもあるのか…。 また心を読まれるのは癪だと思い、思考を巡らせるのはやめた。 この「遊戯」と称した「拷問」から、ひたすら堪える事に専念しよう。 体勢を整え居直るジャックを見て、ヴィルヘルムは目を細めた。 「…いいだろう。」 艶かしく動くヴィルヘルムの手が、固く主張し始めたジャックの陰茎を撫でた。 「くっ!…ぅ……」 腰に来る鈍く甘い刺激に、敏感になっているジャックの体は大きく跳ねた。 撫でられながら下履き全てを下ろされると、ジャックは肩と膝に布を引っ掛けただけのほぼ全裸という姿になってしまった。 外気と視線に晒された下半身はぶるりと震え、陰茎は更に昂ぶりを見せる。 ヴィルヘルムは手袋を外し、冷たいその手で直接ジャックの陰茎を包み込み、緩く擦りあげた。 「う…!んんっ!!」 轡を噛んで堪えようにも、どうしても声が出てしまう。 甘い蜜のような何かが脳髄に広がって痺れる感覚が、とても気持ちいい。 「はっ…あ、ぁあ…」 がくがくと太股が震え、無意識に腰が動く。 気持ちいい―――とにかくそれしか頭に浮かばない。 きっと今、己は浅ましくだらしの無い顔をしているのだろう。 それでも熱は爆ぜそうな程に増していく。 「うぁ、あぁぁ…っ!!」 甘い蜜が波となって迫ってきて…果てる、と思った瞬間。 出口を塞がれるように陰茎を強く握りこまれた。 痛み、閉塞感、逃げ場の無い快楽が一気に篭って、ジャックは潤む瞳でヴィルヘルムを見つめる。 「どうした?縋るような眼だな。」 笑いを堪えているのが分かる。 かつてこれ程の屈辱を味わった事があっただろうかと、ジャックは目を伏せると頬に一筋の涙が伝った。 その様を見てもなお、ヴィルヘルムは喉を鳴らして笑う。 「貴様、淫売の才能があるぞ。」 お前が俺の体に何かしたくせに、何を言うか。 それよりも…体内で暴れるこの熱を、早くどうにかしてくれ―― 「イキたいか?」 地に響く声での問い掛けに、ジャックは小さく頷いた。 すると上体を押し倒され、ジャックは膝立ちの姿勢から仰向けにされた。 足の拘束が外されズボンを取り払われる。 今なら蹴りを見舞う事が可能だろうが、力が入らずまともに動かす事すら出来ない。 足首を掴まれ大きく開かれると、あられもない姿となった。 「良い格好だな。」 こうなる前から痴態を晒しているので、今更どうというわけでは無い…もはや諦めている。 だというのに、燻るような熱が引かないのは何故だろう。早く触れて欲しくて仕方が無い。 「ん…んぅ…っ」 陰茎は萎えぬまま、先走りの蜜を溢れさせ脈を打つ。 ヴィルヘルムは尖った爪先でジャックの尿道を突くと、ジャックは背を反らせて悲鳴のような声をあげた。 「ああぁぁぁっ!!」 その衝撃のせいか呆気なく達してしまい、ジャックの腹に精液が滴る。 「う…くっ…」 孕んでいた熱が引いたと思いきや、下腹部がじりじりと痛んでまた熱を帯びてゆく。 意識も霞んで、ジャックはもう何がなんだか分からなかった。 ヴィルヘルムは滴る精液を指に絡めると、ジャックの後腔の周りを解すように撫でた。 そこまでされて、次に何をされるかようやく把握出来た。 急速に意識が浮上する。 「んっ!ぐっ…!!」 「落ち着け、痛くはしない。」 もう散々玩ばれたが、それだけは…! 非難めいた眼でヴィルヘルムを射抜くが、やはり一笑されて 「なんだ、こちらの経験は皆無か?」 当たり前だ。 そんな所、何かを入れる場所じゃない。 鋭い爪を立てないのはせめてもの優しさか、それでもぬるぬると滑る指は後腔へ侵入を始めた。 「―――――!!」 息を詰めて堪えようとしたが実際の感覚は異物感だけで、想像していた痛みは無かった。 「痛くはしない、と言っただろう?」 そういえば、事の初まりからずっと痛くは無かったとジャックは思う。 全くタチの悪い拷問だ。 ジャックは抗う気力を失いかけていた。 円を描くように、探るように指が蠢き、空気の抜ける音や粘着質な水音が響く。 内臓が圧迫されているようで気持ちが悪い。 「ぅ、ぐっ、ぅう」 轡を噛む唇から漏れる弱々しい声が情けない。 しかし、ヴィルヘルムがある箇所を押し上げた時、情けない声に艶が入る。 「はぁ…っ、んっ!」 「あっ、ん、あぁっ!」 ヴィルヘルムは目敏くそこを突き、ジャックは声を上げ身悶える。 瞳は虚ろで焦点は合ってない。 体中の血液が沸騰しているみたいに滾っている。 そんなジャックの様子を見て、ヴィルヘルムは自害を防ぐ為だったはずの轡を外した。 「うぁっ!あぁぁぁ!!」 轡が外された事により、より大きな嬌声が響きジャックは白髪を振り乱す。 「あ…ッ!ぐっ―――!」 だが、またもヴィルヘルムは栓をするかのように、きつくジャックの陰茎を握り込んだ。 「痛っ…な、んで……!?」 せき止められながらも、かつてない程の快楽へ導いてくれるヴィルヘルムに、ジャックは泣き出しそうなくらい弱々しい声を漏らす。 堕ちたジャックを見据えたヴィルヘルムは口許を歪ませる。 そして、ヴィルヘルム自身の熱く脈打つ陰茎が取り出された。 色素は薄いが質量は大きく、ジャックは息を呑む。 「力を抜け。」 「ぁ…、」 そそり立つその先端をジャックの後腔に押し付ける。 思わず歯を食いしばったその時。 「ひ……!!」 肉を押し退けて侵入してくるそれは、今にも内臓を潰してしまうのではないかと錯覚してしまう程だった。 しかしジャックに休む隙も与えず、ヴィルヘルムは律動を始める。 「ぐ…っ!、ぅ…あっ…!!」 苦しい、と嘆願しようとしたが、握り込まれていた陰茎を律動に合わせて激しく扱かれる。 萎えかけていたジャックのそれは再び堅さを取り戻す。 「あ、あッ…」 腰から下が灼けるようだ。 「っ、は…うっ!」 腰を打ち付ける激しい衝撃音が響き、掠れた悲鳴を上げるジャックの口からは涎が滴り、汗と共に肌を伝う。 更にヴィルヘルムはジャックの脇腹や胸へと舌を這わせ、その度にジャックは体を痙攣させた。 「や…もう…あ゙っ…!」 「何だ、やめてほしいのか?」 気付けば自ら律動に合わせて腰を振っていたジャックに、ヴィルヘルムはわざとらしく首を傾げて問いかける。 「違っ…ぃ、イキた…い… ……な…でも…………から…」 消え入りそうな声で呟いた瞬間、緩やかになりかけていた律動が再び激しいものに戻った。 「あッ!!い、気持ちい…!」 「ぅ、んっ、あ…もう…! イクッ…――――!!」 背を弓なりに反らし、全身の筋肉を硬直させて、ジャックは直ぐさま果てた。 直後の締め付けを利用し、ヴィルヘルムは自身が果てる為になおも腰を打ち付け、後にようやくジャックの後腔から陰茎を引き抜いた。 「…なかなか、楽しめたぞ。」 「―――――……」 未だ快感の余韻に浸っているジャックは、虚ろな瞳にヴィルヘルムを映す。 「依頼主についても、貴様の口から聞けると誓った事だし…」 その後は、本来ならば用済みであり始末するところだが…それでは勿体なさ過ぎる。 「…これからも楽しめそうだな。」 静かに囁かれた言葉にも、ジャックは他人事のように目を伏せた。